●アトピー性皮膚炎
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皮膚のバリア障害およびアレルギーの2つの側面があります。
通常のスキンケアでなるべく良い状態を維持するよう心がけ、それでも湿疹病変、痒みが強い時にはきちんとお薬(ステロイド)を使って、症状の軽減をはかりましょう。
治療の手順としては、1.生活上の注意2.保湿3.ステロイドまたはプロトピック4.抗アレルギー剤です。
顔にはプロトピックというお薬もよく効きます。但し、プロトピックについては2005年3月にFDA(USA食品安全局)より警告が出ており、最少量、最短期間、最小範囲の使用が勧められています。
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| ●接触性皮膚炎 |
いわゆる「かぶれ」です。化粧品のかぶれが最近目立ってきました。化粧品も種々の物が売られ、高品質になってきていますが、その人に合わないものですと直接の刺激またはアレルギーによってかぶれます。100%安全な薬も化粧品も無いことを知っている必要があると思います。かぶれた場合には、パッチテストで何によるのか確かめる必要があります。また、新しい商品を買う前には、サンプルで自分にあったものかどうか確かめてください。
また、手あれ(主婦湿疹)もかぶれの一種です。台所用の洗剤は手にやさしいとして売られています。その使用説明書を読んだことがありますか?1mLを2〜3Lに溶かしてなど、薄めて使うことが前提になっています。直接スポンジに洗剤を溶かすのではなくて、食器の汚れを紙類や水で流した後、薄めた洗剤溶液の中で洗ってその後ゆすいでください。また、柄付きのスポンジを利用することも手にはやさしいと思います。ゴム手袋をお使いの場合はもし、洗剤などの成分が中に入ってしまったときには、中をよく洗ってください。手袋の中の洗剤は、皮膚からの吸収が高濃度になってしまいます。また、手袋でかぶれていることもありますので、注意が必要です。
アトピーのある方で、首の後ろの商品タグでかぶれることもよくあります。
装身具でかぶれる方はパッチテストをお勧めします。直接のかぶれではありませんが、口腔内の金属(歯の詰め物など)で掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)や蕁麻疹(じんましん)、各種湿疹が起きていることもあります。
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●脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)
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脂の出やすい部分、眉や鼻の周辺などの顔、胸、腋窩(えっか)、頭の皮膚などにできる湿疹です。頭のフケや痒みもこの皮膚炎のためのことが多い。マラセチアというカビが脂漏性皮膚炎の原因の大部分であろうと推定されています。
以前はステロイドで症状を抑えることがメインの治療でしたが、最近では抗真菌剤(カビに対する薬)を使います。カビを減らして症状を軽くする薬ですので、決められた期間、1日2回きちんと塗りましょう。ステロイドの副作用を抑え、再発率を低くするためにもよい治療です。
マラセチアは誰の皮膚にもいるカビです。とても脂が好きなカビですので脂の多い場所、また、脂の多くなる季節によって増えてしまいます。ニキビだと思っていても、このカビが原因である脂漏性皮膚炎やマラセチア毛包炎であることもよくあります。
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