メタボリック・シンドローム
糖代謝異常、脂質代謝異常、高血圧、肥満など単独では軽度でも、これらの複数の危険因子が集積して、例えば3〜4個の重複で動脈硬化疾患の危険度が比較群の31倍にも高まる病態となり、メタボリックシンドロームと呼ばれ注目されています。これらは偶然重なったのではなく、根底に内臓脂肪蓄積、インスリン抵抗性という共通の発症基盤を持っています。
メタボリック・シンドロームの定義は、腹囲:男性85cm以上、女性90cm以上、トリグリセリド:150mg/dl以上、HDLコレステロール:男性40mg/dl、女性50mg/dl、血圧130/85mmHg、空腹時血糖110mg/dl以上のうち3項目以上該当する場合としています。
この病的状態は、粥状動脈硬化に基づく心血管死亡率がそうでない人に比べて約2〜3倍となるため早期の治療が疾患予防上必要です。治療は生活習慣を改善し、代謝異常の是正、血圧コントロールが必要です。
必要に応じ西洋薬、漢方薬、鍼治療を行います。