| ■運動器疾患 |
| ●腰痛症 |
関節リュウマチ、骨折、骨粗鬆症、炎症、腫瘍に起因しない腰痛をさしています。いわゆる、ぎっくり腰がこれにあたり、多くは3ヶ月以内に治癒しますが、時に慢性化します。
治療には安静、牽引、注射等の定まった有効エビデンスは明らかではないようです。一時的には鎮痛剤で疼痛は軽減されますが、副作用として胃炎、胃潰瘍の頻度が高く注意が必要です。その点、鍼治療の効果は高く、欧米からも最近有効エビデンスの報告が出始め、しかも副作用はほとんどないため、積極的に行ってよい治療法といえます。
椎間板ヘルニアも最近では手術なしで自然に治癒するといわれており、症例によっては鍼治療で副作用はほとんどなく、約95パーセントで満足な結果が得られますので、今後積極的に行われてよい治療法といえます。
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| ●変形性膝関節症 |
加齢に伴う膝関節の退行性変性に基づく疾患です。肥満、骨粗鬆症、生活習慣、遺伝的素因が考えられています。
治療には運動療法、薬物療法、手術などがありますが、漢方薬、鍼治療で良好な効果を認めることもあります。鎮痛剤での薬物療法の困難な方は試みてよいと思います。
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| ●肩関節周囲炎【五十肩】 |
中年後半に発症する加齢による肩関節及びその周囲の退行性変性による疼痛で、夜間痛みが強くなります。自然に軽快しますが、3〜4年の経過となることもあります。
薬物療法、局所注射も行いますが、鍼治療は効果的です。
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