教えて筑田先生  血って何?(No.2)
【血という字をみると、身体を流れる血と思い浮かべますが?
 たしかに、血液の血でもある。でも、血液だけを指している訳ではない。この【血】は栄養素と潤いを身体の隅々まで巡らすものとして、昔の人は考えたんだ。現在の西洋医学的に考えれば、血液成分やホルモンなどだよね。
その【血】は貧血や多血症のようなものを考えればよいのですか?
 【血】は身体のそれぞれの器官や臓器などが調和して健康に働くように、栄養と潤いを与えているんだ。
【血虚】という言葉がある。これは血が足りないことを言う。西洋医学で言う貧血も含まれているんだが、そのほかに皮膚は乾燥し、目の動きが悪く、手足の動きも悪くなる。西洋医学的には、悪性貧血や萎黄病が典型的だ。
萎黄病について説明して下さい
貧血がひどくなって、皮膚が皺皺、髪がぼそぼそして、顔色が黄色くなる病気があった。拒食や生理の影響などで、思春期前後の女性に昔は良く見られた。貧血のひどい状態だ。DR.美夏の年齢だと診た事ないでしょ?萎黄病っていう言葉は今は使われないし、そんなにひどくならないうちに普通は治療されている。
【瘀血】というについて説明してください。
 瘀血は、血がよどんでいる状態をさす。いわば生き生きとした清流ではなくて、よどんで濁り老廃物が増えた状態と理解すればよい。程度はさまざまだが、目の隈、肌色が暗く、唇の色が青い。痔も瘀血の症状だ。舌の裏側の静脈がどす黒くとぐろを巻いて澱んでいるので判断する。
過剰な方は何ですか
 血液が多すぎる、あるいは病熱のため、血液の統制が取れないことを「血熱」といいます。例えば、皮下出血、歯茎の出血、喀血、消化管出血あるいは血尿です。  この典型的な病気は急性白血病です。発熱があり、色々な場所から出血するようになります。 また、細菌やウイルスの感染によって出血が止まらなくなることがあります。医学用語でDICといいます。これは、漢方の言葉では「熱邪」が臓器と【血】を攻撃した結果だと理解します。


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ブログのインタビューを加筆訂正しています。そのため少々文体が今までとは異なります。


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