■春から夏のスキンケア
陽射しが日々強くなっています。この時期に一番重要なのは、紫外線対策です
サンスクリ−ンはこまめにつけて
1.かぶれやすい方は最初、小範囲で試してみてください。紫外線が当たった場所のみ(露光部のみ)かぶれる場合がありますので、手首、腕、首などで朝夕2回5日間くらい試してみると良いと思います。
2.通常の生活では、SPF15前後の製品を3時間毎に塗るようにしましょう。むらがないに多めに塗ることも必要です。大体サンスクリーン剤の白い色が10分くらいは塗った後残っているくらいのほうが好ましい。朝は多めに均一に塗って、朝ごはんを食べてからメイクしましょう。
顔を触ったり、汗をかくと、取れてしまっているかも。屋外に出るときには、再度塗ってくださいね。
3.紫外線吸収剤によるかぶれ(アレルギー性接触性皮膚炎)は、使い始めてしばらくしてから、起こることがあります。お求めになるときに、紫外線を吸収するタイプではなくて、反射するタイプを選んでくださいね。
4.海や山などに出かけるときには、SPF50くらいのウォ−タ−プル−フのもののほうが安全です。強めのサンスクリ−ンをつけても、焼けてしまう。でも、つけていたのとつけなかったのでは後のトラブルがぜんぜん違います。油断しないでください。
雨が降っているからと、油断してはいけません。雨でもA波は届いています。

紫外線に対抗するためにビタミンの補給を
紫外線を浴びるとフリ−ラジカル(活性酸素)が発生します。このフリ−ラジカルの作用を防ぐのに、一番信頼できるのが抗酸化ビタミンとよばれているビタミンCとEです。
ビタミンの補給の方法としては
1.食事で緑黄色野菜をたくさん取る
2.化粧品のビタミンCを塗る。脂溶性ビタミンC誘導体(VCIP)がもっとも皮膚に浸透します。皮膚に塗ってもなかなか浸透しないのと製剤により刺激があるのが欠点です。
3.イオン導入
ジェルに含まれている水溶性のビタミンCやビタミンEはイオン化するため、微弱電流でイオン導入すると、皮膚の奥まで浸透します。1回の施術で変化するようなものではありません。でも7〜10日に1回を2月続けてみてください。日々の紫外線にもかかわらず、皮膚が保湿され、透明感が出てくるのが感じられると思います。
4.メソセラピー
皮膚のはりを出すヒアルロン酸とビタミンの両方を皮膚の真皮にダイレクトに注入します。肌のくすみや小じわにも良い結果が得られます。最初は10-14日に一回がお勧めです。