薄毛治療体験記 No.4
     2006/07/上旬
 全八回、ワンクールのメソセラピーが終了した。
 劇的なまでの変化が生じていた。額頭髪の生え際、以前はまったく毛がなかったものが、いまでは全体が産毛に覆われている。
 頭髪が成長するのにはある程度の時間が必要なので、いきなり黒々とはならないが、ちょうど下ばえが生えたような感じで、ボリュームアップしている。中には二ヶ月ほど成長した長さのものが混じっている。
 なにより、抜け毛が圧倒的に減った。
 効果十分、とのことで塗り薬による治療は行わなかったが、現状で満足のいく範囲である。
 以後、飲み薬だけによる治療に切り替える。
2006/07/31
 二度、通院してプロペシアの投薬を受け続けた。毎日薬を飲むのは少し面倒くさいし、飲んだかどうかを忘れてしまうこともあるが、プロペシアは十四錠ごとの包装になっているので通院日を火曜にして、火曜に飲み始めて残っている錠数を数えていけば間違いがない。
 一日のうちいつ飲んでも構わないのも便利だ。いつも朝起き抜けに飲むようにしていて、忘れたかどうかを寝る前に残っている薬の数を数えて、追加する。
 メソセラピーを終了したことにより、増毛効果が減るのではないかと心配したが、無用だった。生え際の産毛は順調に伸び続け、うっすらと頭皮を覆っている。ただ、まだ細いのでそれほど目立つものではないが、
2006/08/中旬
 メソセラピーを終え、投薬だけの状況が続いている。
 フケは残念ながら再発した。メソセラピー以前の情況と変わらないでいる。
 抜け毛は明白に減ったままだ。
 新しく生えた産毛、柔毛の状態はそのままだ。一ヶ月や二ヶ月でそうそう伸びるものではないので自分で判るほどの目立った変化はないが、新たに生えたものは順調に成長を続け、産毛が減少することもない。ただ、新しい頭髪であるのでかなり細くはあるが、順調に進めば他のものと同じく太くなるだろう。
 プロペシアは続けるとして、塗布薬については今後、ドクターと相談しようと思う。
    
    
        
    
        
    
    
         



















